『海水と河川水の放射性セシウム、トリチウム濃度の測定調査 』 へ戻る
対象場所のおいて、水バケツで水を汲み上げます。
採取した水をメスシリンダーで2000ml計量し、専用の容器に入れて試料して使用します。
『雨水の放射性セシウム、トリチウム濃度の測定調査 』 へ戻る
食品検査所前に地上から約1mの高さに容器を設置します。
1ヶ月間採取、全量を平均的に混ぜてその中から2000mlを計量し、専用の容器に入れて試料として使用します。
測定試料をゲルマニウム半導体式検出器にセットします。
試料名や測定時間、試料量等の条件を入力して放射性物質濃度の測定を行います。
試料の前処理
試料の前処理として蒸留を行い、乳化シンチレータを添加します。
(シンチレータとは放射線エネルギーにより発光、蛍光する物質のことを言います。トリチウム測定試料は水としての形が多い為、保水量の多い乳化シンチレータが使用されています)
測定方法
測定試料を液体シンチレーション測定装置にセットし、1週間静置後に測定開始を行います。トリチウムは弱いベータ線しか放出しない為、直接放射線を測定することが難しくなっています。
放射線が当たると微弱な光を発する液体のシンチレータを測定対象物に添加し、シンチレータからの光量を測定することによりトリチウム放射能を評価します。