地表に存在する放射性セシウム(セシウム137)の80~90%※1は、土に吸着し地表から5cmの土壌に留まっています。そのため、時間が経過しても井戸の水脈である地下水系に放射性セシウムが移行することはほとんどありません。
チョルノービリ事故の影響調査では、事故後14年(2000年)経過しても、事故により沈着したセシウム137の約80%が、表面から10cmの土壌に留まっていました。
また、町では、高い精度のゲルマニウム半導体式核種分析装置を用いた測定を行っています。この装置を使ってご自宅の井戸水の測定もできます。
詳しくは、「一般食品に含まれる放射性物質の測定について」をご覧下さい。
※1 川内村での調査事例による。