『海水と河川水の放射性セシウム、トリチウム濃度の測定』 へ戻る

対象場所において、水を汲み上げます。
採取した水をメスシリンダーで2L計量し、専用の容器に入れて試料として使用します。

『降水の放射性セシウム、トリチウム濃度の測定』 へ戻る

食品検査所裏に地上から約1ｍの高さに降水サンプラーを設置します。
専用の容器に1ヶ月間の降水を採取し、測定試料として使用します。

前処理として試料を蒸留し、乳化シンチレータを添加します。
（トリチウム測定試料は水としての形が多い為、保水量の多い乳化シンチレータが使用されています）

測定試料を液体シンチレーション測定装置にセットし、一定期間静置後に測定を行います。トリチウムは弱いベータ線しか放出せず、直接放射線を測定することが難しい為、放射線が当たると微弱な光を発する乳化シンチレータを測定対象物に添加し、シンチレータからの光量を測定することによりトリチウム放射能を評価します。