長崎大学の放射線に関するリスクコミュニケーション活動

富岡町住民の生活と放射線の健康影響に関するアンケート集計結果の報告(平成30年度)

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平素より長崎大学の富岡町での活動にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。 このたび、2018年12月に富岡町の住民の方を対象に実施いたしましたアンケートの集計結果を報告させて いただきます。ご協力いただきました766名の方の結果を解析しました。

主な回答結果は円グラフのとおりです。


男性と女性の割合

男性57.8%/女性42.2%

男性51.9%/女性48.1%

男性42.4%/女性57.6%

子どもと同居中の人の割合

同居2.9%/していない97.1%

同居10.7%/していない89.3%

同居14%/していない86%

地元食材の摂取に不安があると答えた人の割合

ある28.4%/ない71.6%

ある51.4%/ない48.6%

ある54%/ない46%

水道水の摂取に不安があると答えた人の割合

ある29.4%/ない70.6%

ある64%/ない36%

ある66.9%/ない33.1%

放射線による自身への健康影響があると答えた人の割合

ある19.6%/ない80.4%

ある46.3%/ない53.7%

ある55.3%/ない44.7%

放射線による次世代への健康影響があると答えた人の割合

ある29.4%/ない70.6%

ある58.9%/ない41.1%

ある65.3%/ない34.7%

心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスクが比較的高い人の割合

ある8.8%/ない91.2%

ある19.2%/ない80.8%

ある12.4%/ない87.6%

うつ傾向のリスクが高い人の割合

ある23.5%/ない76.5%

ある36.4%/ない63.6%

ある26.7%/ない73.3%

帰町した人で放射線の次世代への影響に不安があると答えた人は29.4%でした。一方で、帰町を悩んでいる人の 内58.9%の人が、帰町しない人の内65.3%の人が、放射線の次世代への影響に不安があると答えました。

帰町した人、悩んでいる人、帰町しない人との間で身体的な症状(血圧や肝機能等)に違いは見られませんでした。

帰町した人や帰町しない人に比べて、帰還するかを悩んでいる人に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスク、うつ 傾向のリスクが比較的高いことがわかりました。帰町するか悩んでいる人たちに対するサポートの必要性が重要である ことが考えられます。

この結果は、今後の放射線防護対策や町づくり支援につなげる資料として活用致します。長崎大学はこの結果を 参考にしながら、放射線に関する情報を発信してまいります。多くの皆様からご協力をいただき、深くお礼申し上げます。

ご不明な点についてはお気軽にお問い合わせください。

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