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内・外部被ばくについて

町内勤務者(町役場)の外部被ばくによる積算線量測定

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町役場に勤務している、6名を対象に19日間(通勤時、勤務時、休日含む24時間)、個人積算線量計を携帯し測定をしました。

  • 町内在住者(2名)
  • 郡山市からの通勤者(2名)
  • いわき市からの通勤者(2名)

上記3パターンに分類し結果を掲載しています。

測定方法について

1.年間被ばく線量と年間追加被ばく線量推計値

日別積算線量(µSv/日)
  A(町内)* B(町内)** C(郡山) D(郡山) E(いわき) F(いわき)
積算線量(µSv/19日) 45.13 41.79 36.42 40.07 31.31 35.11
年間被ばく線量推計値(mSv/年) 0.87 0.80 0.70 0.77 0.60 0.67
年間追加被ばく線量推計値(mSv/年) 0.52 0.45 0.35 0.42 0.25 0.32
平日の積算線量(µSv/12日) 30.57 28.19 22.95 26.29 19.00 20.75
平日の積算線量の平均線量率(µSv/日) 2.55 2.35 1.91 2.19 1.58 1.73
休日の積算線量(µSv/7日) 14.56 13.60 13.47 13.78 12.31 14.36
休日の積算線量の平均線量率(µSv/日) 2.08 1.94 1.92 1.97 1.76 2.05
*休日:三春 **休日:郡山 使用機器:個人線量計 Dシャトル

[年間被ばく線量推計値(mSv/年)]

自然放射線を含む年間の推計値は、0.60-0.87mSvの範囲でした。これは、普段生活する上で周辺環境から日本人が受ける自然放射線による年間被ばく線量2.1mSvの1/3前後となります。

[追加被ばく線量推計値(mSv/年)]

自然放射線を除く年間の追加被ばく線量の推計値は、0.25-0.52mSvの範囲でした。これは、普段生活する上で周辺環境から受ける自然放射線以外の被ばく(医療被ばくや原子力発電所事故)の防護基準である年間1mSvの1/2~1/4程度の線量となります。

⇒ 以上から、普段生活している居住地や通勤ルートの違いによる被ばく線量のバラツキが考えられるものの、全体としての被ばく線量は十分に低く管理されていると評価します。

2.積算線量集計結果 箱ひげ図を使用した解説

箱ひげ図について

平日(24時間/日)の被ばく線量

  1.  解析の結果、概ね地域差が認められました。外部被ばく線量は、高い順に「富岡町>郡山市>いわき市」となりました。
  2. 個人間の外部被ばく線量のバラツキが、地域間(富岡町⇔郡山市⇔いわき市)で認められました。

休日(24時間/日)の被ばく線量

  1.  解析の結果、地域差は認められませんでした。理由としては、富岡町内から通勤している者(A及びB)は、町外(郡山市や三春町)の自宅等で休日を過ごすためであると考えられます。

休日の日別積算線量、平均線量はこちら

⇒ 以上から、平日の「通勤時間帯及び勤務時間帯」に着目し、対象者6名(富岡町2名、郡山市2名及びいわき市2名)の個人被ばく線量について解析した結果が次の項目です。

3.通勤時間と勤務時間帯における積算線量

通勤時間帯の積算線量

  1. 解析の結果、平日(24時間/日)の被ばく線量の結果と同様に、概ね地域差が認められました。外部被ばく線量は、高い順に「富岡町>郡山市>いわき市」となりました。
  2. 個人間のバラツキについて、平日(24時間/日)の被ばく線量の結果と同様に、地域間(富岡町⇔郡山市⇔いわき市)で認められました。同じ地域内(AとB、CとD及びEとF)では、富岡町及び郡山市(AとB及びCとD)では大きな差は認められず、いわき市(EとF)で認められました。

勤務時間帯の積算線量

  1. 勤務時間帯については、統計上一部に差が認められるものの、個人間の業務内容の違い(屋内外における労働時間の割合い等)に原因が考えられます。

町内からの通勤者
時間帯別積算線量、平均線量
【A】 【B】

郡山市からの通勤者
時間帯別積算線量、平均線量
【C】 【D】

いわき市からの通勤者
時間帯別積算線量、平均線量
【E】 【F】

⇒ 以上から、結論としては、通勤ルートや業務内容の違いが外部被ばく線量の差(極低線量領域での差)に起因していることが示唆されますが、同時に俯瞰して見ると下図(イメージ)のようなスケール感である事も認識しつつ、現状このような線量レベルであるということを把握していただければと思います。

通勤イメージ

「通勤ルートによる若干の差は認められますが、そもそもの線量レベルは極低線量領域にあるという前提の上での差」ということをご理解いただければと思います。

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