1対象民有地につき、土壌を採取するポイントを4ヶ所(令和2年度は5ヶ所)選び、ライナー採土器を用いて採取します。
地表面から深度15cmまでの範囲を、5cm単位で3層に分け、それぞれの層の土壌を等量混合したものを試料とします。
また、土壌採取ポイントにおいて、地上高1mおよび地上高1cmの空間線量率を測定します。
※試料採取ポイントおよび空間線量率・表面線量率については、対象民有地の詳細ページを参照してください。
層別に等量混合した試料について、ゲルマニウム半導体式放射能測定器を用いて、セシウム134および137の放射性物質濃度を測定します。含水率の測定も実施し、水分補正後の放射性物質濃度を算出します。
※測定結果一覧に表示されている放射性物質濃度は、階層別のセシウム134および137の合計値で、水分補正後の値です。
※セシウム134および137の検出限界値は、各10Bq/kgを目標とし、10Bq/kgを大幅に超えて検出された場合には20~50Bq/kgとしています。
調査実施機関:(株)クレハ分析センター