[コラム]放射性物質の半減期

2017年05月23日

放射性物質が放射線を出す力(放射能)は、時間とともに減っていく性質があり、放射性物質が半分に減少するまでにかかる時間を「半減期」といいます。放射性物質は不安定な構造をしており、安定な物質になろうとする過程で放射線を放出します。つまり半減期は放射性物質が放射線を出し、安定な物質になるまでにかかる時間の目安であり、厳密には「物理学的半減期」といいます。放射性物質の半減期は、その種類によって違います。たとえば、「ヨウ素131」の半減期は約8日間、「セシウム134」は約2年、「セシウム137」は約30年です。事故から6年以上がたち、半減期が短いヨウ素131が県内で検出されることはありませんが、放射性セシウムの半減期は比較的に長いため、今でも事故由来の放射性セシウムが環境中から検出されます。

一方で、体の中に放射性セシウムが取り込まれた場合、体内の放射性セシウムの量が半分に減少するのにかかる時間は30年ではなく、小児であれば2か月程度、大人でも3か月程度です。これは人体が常に代謝を行うことで放射性セシウムが体外に排出されるためです。このように体内の放射性物質が半分になるのにかかる時間のことを「生物学的半減期」と呼び、「物理学的半減期」とは区別する必要があります。

解説者紹介

折田 真紀子
長崎大学原爆後障害医療研究所国際保健医療福祉学 助教

経歴:
長崎市生まれ、平成22年に長崎大学を卒業後、保健師・看護師として勤務。
大学院在学期間中に、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を受けた福島県川内村で、放射線に関する保健活動を行う。
平成28年4月より、長崎大学原爆後障害医療研究所、助教。

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